【THE DEFENDER SHOP】画面上で指定された4文字を指で描いて認証する生体認証ソリューションのパートナーを追加

「THE DEFENDER SHOP」画面上で指定された4文字を指で描いて認証する生体認証ソリューションのパートナーを追加いたしました。

■画面上で指定された4文字を指で描いて認証する生体認証ソリューション概要
サイバーセキュリティのエキスパートが設立したイスラエルのスタートアップ企業。スマートフォンのタッチスクリーン画面で、ランダムに指定された4文字を指で描いて認証する生体認証ソリューションを提供しています。手書き文字の個人特有の特徴をデータとしてを取得し、ユーザーを特定して認証する仕組み。デバイスによる依存性もなく、クラウドで集中記録も可能。また、個人情報も存在しないため、安全性も確保された生体認証技術です。

1. 背景
各種オンラインサービスをするにあたり、セキュリティ強化のために複雑で桁数の多いパスワードを設定のうえ利用しなければいけないケースが増えてきました。また、パスワードも定期的な更新が必要であったりと、その管理もまた複雑になっています。そこで昨今は、顔認証や指紋認証、虹彩認証などさまざまな生体認証技術が採用されるようになってきました。しかし、生体認証は利便性が高い反面、個人の身体的特徴を使用しているため、データを盗まれてしまうと変更ができないという硬直性や、別のデバイスでは使えないといった機種依存性も課題となっています。
このような課題を解決するために、スマートフォン画面で、指定された4文字を指で描くだけの生体認証ソリューションを開発しました。

2. 技術
個人特有の手書き文字の特徴をデータとしてを取得し、ユーザーを特定して認証します。画面に文字を描く時にも、人によって文字の大きさや書き順、筆圧、使う指などが異なります。このような個人の手書き行為の特徴をプロファイルデータとして構築し、認証を行います。このプロファイルデータはいわゆる個人情報を含まず、また、認証サーバー上で保有するため、デバイスに依存することなく利用可能です。

3. 利用方法
初期設定時に、画面上で10文字の手書き入力を2回行います。この動作で個人特有の特徴データを取得し、プロファイルデータを構築します。その後のログイン認証では、毎回ランダムに指定される4つの文字を手書きするのみ。この4文字の組み合わせは都度異なるため、利用するたびに学習していき、認証精度も向上していきます。

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