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2023.02.07

イスラエルとヨルダン、電力用水取引を加速化へ

イスラエルのBenjamin Netanyahu首相とヨルダンのAbdullah国王の最近の会談の詳細に詳しいイスラエルとヨルダンの外交筋は、2つの相互に関連する問題で大きな進展があったと述べています。

まずヨルダンは、アブラハム合意に署名した国々とその何年も前にエジプトとの和平合意で合意したように、パレスチナ問題でイスラエルとの経済・政治問題の進展を条件としない意志を示しました。

イスラエルとヨルダンの指導者の会談で出た2つ目の話題は、前政権がイスラエル、アラブ首長国連邦(UAE)、ヨルダンの間で署名した「緑と青の繁栄協定」の推進です。

2021年11月にBennett政権が締結した協定の第1部では、ヨルダンが巨大な太陽光発電所を建設してイスラエルに電力を供給することが合意されました。その引き換えとして、イスラエルは地中海に大規模な海水淡水化プラントを建設し、ヨルダンに水を供給する予定です。UAEは、エネルギーと水の会社を通じて、このプロジェクトに資金を提供することになりました。

イスラエルは、ヨルダンの深刻な水不足のため、すでに両国間の協定の一環として、原価でヨルダンに水を販売しています。今回の合意では、イスラエルはヨルダンに年間3億立方メートルの海水淡水化水を約5億NISで販売し、同時にヨルダンから600メガワットの太陽光発電を購入することになっています。

一方、ヨルダンではかなりの進捗があり、すでに巨大な太陽光発電所の用地が割り当てられています。イスラエルの国家インフラ・エネルギー・水資源省は、プロジェクトを指揮する委員が任命されて以来、進展があったと述べています。

いずれにせよ、Netanyahu首相は、右派の連立パートナーからのヨルダンとの協定に対する批判にもかかわらず、官僚的障害を取り除くと公約しています。国家安全保障会議議長のTzachi Hanegbi氏と戦略問題・公共外交担当大臣のRon Dermer氏、国家インフラ・エネルギー・水資源省、その他の省庁がこのプロジェクトの責任者となる予定です。

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