COLUMN Reika Saito / Israel Media
COLUMN

Reika Saito / Israel Media

2022年09月21日掲載

イスラエルで実現した「レジなし店舗」

「レジなし店舗」への継続的な取り組み

イスラエルのスタートアップTrigo社は7月、オランダで「レジなし店舗」を立ち上げています。(詳しくはこちらから)
同社は米国、英国、ドイツ、オランダでの展開を経て、イスラエルのスーパーマーケットチェーンと提携しました。
イスラエルでも実現した「レジなし店舗」についての記事をご紹介します。

イスラエル、Trigo AIを搭載した初の自律型食料品店をオープン

イスラエル最大のスーパーマーケットチェーンShufersalは、テルアビブに国内初の完全自律型食料品店をオープンしました。

この新しい1,080平方フィートのShop&Goコンビニエンスストアは、イスラエルのスタートアップ企業であるTrigo社によって運営されており、AI技術と天井に取り付けられたカメラを使って、買い物客が選んだ(あるいは棚に戻した)商品をすべて追跡することができます。
顧客は入店時にQRコードをスキャンし、退店時に購入額が自動的に差し引かれます。

「Trigo社との戦略的パートナーシップにより、我々の顧客はイスラエルで初めて次世代の自律型ショッピング体験をすることができます」と、Shufersal GroupのCTOであるShay Vardi氏は言います。

「Shufersalは、我々のビジョンを信じてくれた最初の企業であり、我々の製品の進化に重要な役割を果たしました。
この新店舗は、他のどのTrigo搭載店舗よりも1平方フィートあたりの商品数が多く、世界的にもユニークな店舗となっています」とTrigo社のCEO兼共同創業者であるMichael Gabay氏は述べています。

Trigo社は、最近、オランダのAldiとの合弁で、チェックアウトフリーの食料品店を展開しましたが、これは4,305平方フィートという、これまでで最大の店舗でした。

それに先立ち、ドイツで2店舗、英国で1店舗のスーパーマーケットを立ち上げ、米国ニュージャージー州の地元スーパーマーケットで試験的に展開しています。

Trigo社は2018年に設立され、テルアビブに拠点を置いており、1億ドル以上の資金を調達しています。

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