COLUMN Reika Saito / Israel Media
COLUMN

Reika Saito / Israel Media

2022年11月24日掲載

最先端のSASEプラットフォーム

SASE

セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)とは、クラウドの利点を活用し、これまで個々に存在していたセキュリティサービスとネットワークサービスを一体にしたネットワークセキュリティの概念です。
イスラエルを拠点とするスタートアップは、アプリケーションアクセスを最適化し保護するプラットフォームを開発しています。
同社の順調な売上向上についての記事をご紹介します。

Cato Networks社、ARRで1億ドルを達成

サイバーセキュリティのユニコーンは、わずか5年で売上高を100万ドルから1億ドルに伸ばし、同社のSASE Cloudは1,500以上の企業顧客に採用されていると発表しました。

Cato Networks社は11月8日、わずか5年で100万ドルから成長し、年間経常収益(ARR)が1億ドルに達したと発表しました。同社によると、企業のネットワークセキュリティに対するこの業績はLinkedInと比較し、Twilio、Wix、Zapier、Canva、Shopifyといった消費者向けブランドよりも速いペースだといいます。

これまでに5億5,000万ドル以上を調達したCato社は、あらゆる場所のすべてのユーザーと場所に対するアプリケーションアクセスを最適化し、保護するシングルベンダーのSASEプラットフォームを開発しました。
Catoを利用することで、お客様はきめ細かいアクセスポリシーを適用し、ユーザーを脅威から保護し、機密データの損失を防ぐことができます。

Cato Networks社は、Check PointやImpervaの創業者の一人であるShlomo Kramer氏とGur Shatz氏によって2015年に設立されました。Kramer氏はCato社のCEO、Shatz氏は社長兼COOを務めています。2人のパートナーは、長年一緒に仕事をしてきました。

Cato社は、AT&T、Verizon、BT、Orangeなどの世界的な通信大手と、Palo Alto Networks、Zscaler、Fortinetなどの大手サイバーセキュリティ企業によって支配されている市場で事業を展開しています。

Cato Networks社のChief Revenue OfficerであるAlon Alter氏は、「Cato社は、17年前に次世代ファイアウォールを導入して以来、ネットワーキングとネットワークセキュリティの市場で最大の変革をリードしています。
Cato SASE Cloud のシンプルさ、敏捷性、可視性、制御は、あらゆる規模の企業に世界クラスのセキュリティ保護と最適なネットワークパフォーマンスをもたらします。
セキュリティとネットワーキングの専門家が率いるCato社は、デジタルエンタープライズのミッションクリティカルなプラットフォームになるための適切なサービスのDNAと技術を備えています」と述べています。

当団体について

日本とイスラエルを結ぶインキュベーション支援事業をワンストップにて提供しております。
スタートアップやベンチャー企業、また、当研究所からしかご紹介することが出来ないビッグプロジェクトのマッチング、紹介、参画募集や代理店募集など、すべて直付の紹介を行っております。

当団体からご紹介できるセキュリティサービス一覧はこちらから

facebook ツイート Linkedin ページをブックマークして共有する LINEで送る

コメントは受け付けていません。

single-column.php