COLUMN Reika Saito / Israel Media
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Reika Saito / Israel Media

2022年09月07日掲載

スタートアップの好調からみるイスラエル経済

スタートアップの資金調達

イスラエルのスタートアップは2020年を上回るペースで資金調達を完了しています。
スタートアップの好調さはイスラエル経済全体を表しているのではないでしょうか。
スタートアップの資金調達についての記事をご紹介します。

イスラエルのスタートアップは8月に計11億ドルを調達

イスラエルのスタートアップは、2022年の最初の8ヶ月間で127億ドルを調達しています。

現地イスラエルメディアが見たプレスリリースによると、イスラエルのスタートアップは、2022年8月に11億ドルを調達しました。
ステルス状態を好む企業もあり、受けた投資を公表しないこともあるため、この数字はもっと多くなると予想されます。

IVCによると、イスラエルの非上場ハイテク企業は2021年に256億ドルを調達し、それ自体が記録的だった2020年の数字100億ドルの倍以上となりました。
イスラエルのスタートアップは2022年上半期に109億ドルを調達しており、昨年の記録ペースには遠く及ばないものの、スタートアップはすでに2020年の全期間を上回る額を調達しています。
イスラエルのスタートアップは、2022年の最初の8カ月間で127億ドルを調達しています。

8月に完了した主な資金調達ラウンドは、クラウドベースのネットワーキング・ソフトウェア企業であるDriveNets社が2億6,200万ドルを調達したのがその筆頭です。
短期不動産賃貸のGuesty社は1億7,000万ドル、人材プラットフォームのHiBob社は1億5,000万ドル、セキュリティブラウザ開発のTalon Cybersecurity社は1億ドル、データセンターストレージのPliops社は1億ドルを調達しています。

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