COLUMN Reika Saito / Israel Media
COLUMN

Reika Saito / Israel Media

2022年09月08日掲載

クラウドネイティブソリューション

ネットワーキング・ソフトウェア

クラウドネイティブソリューションを提供するイスラエルのソフトウェア企業。
同社の特徴は、”BUILD NETWORKS LIKE CLOUD”、クラウドのようにネットワークを構築することです。
同社の技術とはどのようなものなのでしょう。同社の資金調達についての記事をご紹介します。

イスラエルのネットワーキング・ソフトウェア企業DriveNets社、2億6,200万ドルを調達

イスラエルのクラウドネイティブネットワーキングソリューションDriveNets社は8月17日、Bessemer Venture Partners、Pitango、D1 Capital、Atreides Management、Harel Insurance Investments & Financial Servicesなどの既存投資家が参加し、D2 Investmentsが主導した2億6,200万ドルのシリーズC融資ラウンドを完了したと発表しました。
同社は、今回のラウンドで、2021年1月のシリーズBラウンドの10億ドル超を大幅に上回る評価額となったといいます。

DriveNets社は、今回の資金を、将来の技術ソリューションの開発、新たなビジネス機会の追求、拡大する顧客需要をサポートするための同社のグローバルオペレーションとサポートチームの拡大に充てると述べています。

通信起業家のイド・スーザンCEOとヒレル・コブリンスキー最高戦略責任者が2016年に設立したラアナ拠点の同社は、2019年の「Globes」スタートアップ・オブ・ザ・イヤーに選出されました。
今回の資金調達ラウンドにより、DriveNets社の調達額は5億8,700万ドルに達しました。同社は420人の従業員を抱えています。

スーザンCEOは、「クラウドのようにネットワークを構築するDriveNets社のアプローチにより、通信事業者は、クラウドネイティブのソフトウェア設計や複数のサービスにわたる共有リソースの最適利用など、クラウドハイパースケーラーが利用できる技術的効率を活用することができます。
今回の投資ラウンドは、投資家とお客様の当社に対する信頼を示すものであり、当社がお客様に提供する価値とグローバルな運用サポートの拡大を可能にするものです」と述べています。

2021年1月の前回の資金調達ラウンド以降、DriveNets社のネットワーククラウドソリューション上で稼働するネットワークトラフィックは1,000%増加しました。
また、同社は約100社のお客様と関わり、ブッキングは前年比2倍になり、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)、EPS Global、Wipro Limited、KGPCoなどの戦略的パートナーシップを確立しています。

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