ランサムウェア検出ツールの開発

Dropbox

みなさまはDropboxを利用したことはありますか？
同社は自身でサイバーセキュリティを保護する開発を行っており、今回、ランサムウェア検出ツールを発表しました。
検出ツールのもつ機能について、以下の記事にてご紹介します。

Dropbox、テルアビブの開発チームによって開発された新しいランサムウェア検出ツールをリリース

Dropbox がランサムウェアを特定する新しいツールをリリースしました。
テルアビブの開発チームによって開発されたこのツールは、潜在的に疑わしいアクティビティをシステム管理者に警告し、悪意のあるランサムウェアの拡散を防ぐのに役立ちます。

さらに、同社はパスワード管理ツールを拡張し、システム管理者が従業員のパスワードに関する一般的な情報を受け取り、従業員が使用するパスワードが安全であることを確認し、脆弱なパスワードや再利用されたパスワードの数に関するアラートを受け取り、パスワードの潜在的な違反に関する情報を受け取ることができるようにします。
このツールは、従業員のパスワードにアクセスできないため、パスワードの完全な機密性を保証します。

Dropbox の開発マネージャーであるGuy Rockenstein氏は次のように述べています。
「イスラエルの開発チームは過去1年間にツールを開発し、現在では世界中のDropboxユーザー向けにリリースされています。
ランサムウェアの疑いが検出されると、システム管理者は、脅威に関する詳細、検出されたアクティビティの簡単な説明、組織のアカウントまたはデータに対する潜在的なリスク、検出された疑わしいマルウェアの種類などのアラートを受け取ります。
影響を受ける可能性のある Dropbox アカウント内のファイルの数、および脅威を特定して無力化するために必要なアクションの詳細な説明も受け取ることが可能です。」

これらのサービスは現在、Dropboxのビジネスユーザーが利用できます。