COLUMN Reika Saito / Israel Media
COLUMN

Reika Saito / Israel Media

2022年08月03日掲載

クラウドネイティブ環境のセキュリティ対策

クラウドネイティブ環境

クラウドネイティブとは、クラウドサービスや環境の利用を前提としたシステムやサービスを指します。
多くの企業がクラウドアプリケーションを用いるようになり、そのアプリケーションセキュリティの重要性が高まってきていることは言うまでもありません。
クラウド環境向けのセキュリティソリューションを提供するイスラエルのスタートアップについての記事をご紹介します。

Aqua Security社、100万ドル相当のクラウド環境を保護するための初めての保証証明書を発表

クラウド環境向けの情報セキュリティソリューションを開発しているイスラエルのAqua Security社は、業界で初めて、最大100万ドル相当のクラウド環境のセキュリティを保証する証明書を提示します。
保証証明書の価値は、クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム(CNAPP)を介してクラウド環境での攻撃を阻止するAquaの機能を反映しています。
Aquaの情報セキュリティプラットフォームを完全にインストールしたすべてのお客様が無料で利用でき、組織への攻撃が証明された場合に最大100万ドルの保証を提供します。

クラウド環境で発生する攻撃の増加に伴い、Aqua社は、クラウド環境での実行段階でのワークロードの保護に関して組織のセキュリティに真の変化をもたらすことができる最初の企業です。
ますます重要なエンタープライズシステムがクラウドアプリケーションを利用するにつれて、これらのアプリケーションセキュリティの重要性も上がっています。
従来のセキュリティツールはこれらの環境を保護するのに効果がないことが証明されており、Aqua社の研究チームであるNautilusによる最近の調査では、脆弱と見なされるクラウド環境のワークロードに20分未満でかなりの損害を与える可能性があることが示されています。

Aqua Security社のCEO兼共同創設者であるDror Davidoff氏は、次のように述べています。
「実行中のプロセスのワークロードは、クラウド環境の攻撃者にとって主要かつ最も望ましいターゲットです。現在当社は、製品開発プロセス全体を通じて攻撃を阻止できる唯一のプロバイダーです。」

Aqua Security社のプラットフォームは、組織のクラウド資産をリアルタイムで保護します。弱点、設定ミス、機密情報、マルウェアが実行中のプロセスに侵入するのを防ぎ、組織に対するすべての攻撃を自動的に阻止します。
ソフトウェアのサプライチェーンからランタイムワークロードまで、Aqua社はアプリケーションのライフサイクル全体を迅速な対応で保護します。

Aqua Security社について

Aqua Security社は、クラウドネイティブ環境セキュリティの分野におけるリーディングカンパニーです。
同社は、組織を革新し、最小限の混乱で組織を運営する自由を組織に提供します。
同社のクラウドネイティブセキュリティプラットフォームは、アプリケーションライフサイクル全体を通じて自動防止、検出、および応答を提供し、クラウドインフラストラクチャとクラウドで実行されているアプリケーションを保護します。
同社のクライアントは、銀行、保険会社、政府、金融サービス、メディア、製造、小売などの業界で世界最大の組織です。
同社のプラットフォームは、クラウド内のコンテナ、サーバーレス、仮想マシンなど、さまざまなパブリックおよびプライベートクラウド環境を保護します。
2015年に設立された同社は約600人の従業員を擁し、そのうち約半分はイスラエルの本社と開発センターにいます。

当団体について

日本とイスラエルを結ぶインキュベーション支援事業をワンストップにて提供しております。
スタートアップやベンチャー企業、また、当研究所からしかご紹介することが出来ないビッグプロジェクトのマッチング、紹介、参画募集や代理店募集など、すべて直付の紹介を行っております。

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