新たなCPQソリューション構築に向けて

CPQとは

CPQとは、製品の発注を受け、ルールに従って正確な価格を提示し、提案書・見積書・契約書などを作成・管理するまでの流れをサポートするためのITツールのことです。
経営陣がリアルタイムでビジネスを行い、収益最大化を目指す新たなCPQソリューションが求められています。
イスラエルのスタートアップが資金調達により新たなソリューション確立を目指す記事をご紹介します。

DealHub社、CPQソリューションのために6,000万ドルを調達

イスラエルのスタートアップは、企業グレードのCPQ、サブスクリプション管理、契約ライフサイクル管理、デジタルDealRoomsを1つの統一された見積もり・契約プラットフォームに統合することを目標としています。

DealHub社は6月14日、6,000万ドルを調達したと発表しました。このラウンドはAlpha Wave Venturesが主導し、既存の投資家が参加したもので、同社の資金調達総額は9,000万ドルに達しました。
同社はこの資金を、CPQ（製品構成、価格、見積もり）技術革新の加速、エコシステム・パートナーシップの拡大、グローバル展開の推進に充当する予定です。

DealHub社のCEOであるEyal Elbahary氏は、次のように述べています。「厳しい市場環境の中で、経営幹部は継続的かつ予測可能な収益増加を確保するための行動を取ることが求められている。
DealHub社のCPQへの斬新なアプローチは、リアルタイムなビジネス適応性、透明性、コラボレーションを提供し、売上増加を促進し、収益プロセスとビジネス成果に対する明確な責任を伴うプロジェクトへすべてのメンバーを引き込むだろう。」

DealHub社は、Elbahary氏、Eyal Orgil氏（CRO）、Alon Lubin氏（CTO）により2014年に設立されました。
同社のプラットフォームは、営業チームが購買行動全体を通じて見込み客と魅力的なパーソナライズされた対話を構築し、維持することを支援しています。
同社は過去4年間で、年間250%の成長率を記録しています。DealHub社は、テキサス州オースティンとイスラエルの2ヶ所に主要拠点を持ち、合計200名の従業員を擁しています。

DealHub社は、企業グレードのCPQ、サブスクリプション管理、契約ライフサイクル管理、デジタルDealRoomsを1つに統合し、最も魅力的でパーソナライズされたセルフサービス型のバイヤーエクスペリエンスによって、見積もりと契約を行うプラットフォームを目指しています。

常に変化するビジネスと市場の需要に対応し、インテリジェントな営業意思決定により収益を最大化する新しいタイプのCPQの必要性が高まっている一方で、絶えず変化する組織のポリシーへのコンプライアンスを確保し、ダイナミックな購買行動にプロアクティブに対応していく考えです。

当団体について

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