COLUMN Reika Saito / Israel Media
COLUMN

Reika Saito / Israel Media

2022年10月27日掲載

人口あたりのクラウド・スタートアップ数世界一

クラウドコンピューティングサービス

クラウドコンピューティングサービスは、イスラエルで今最も勢いがある分野と言っても過言ではありません。
次々とスタートアップが誕生し、人口あたりのスタートアップ数は世界一であるそう。
米国のコンサルティング会社が発表した調査についての記事をご紹介します。

イスラエル、人口あたりのクラウド・スタートアップ企業数で世界一に

新しい研究によると、イスラエルでは過去半年間に76のクラウドコンピューティング新興企業が誕生しており、人口100万人あたり8.4社の新興企業が存在することになります。

米国のコンサルティング会社Sage Intacctによると、イスラエルは「クラウド起業家」にとって最も勢いのある国だといいます。

Sageの調査によると、何らかのクラウドコンピューティングサービスを提供するスタートアップの数が最も多いのは米国2,065社(過去5年間で859社が開業)、2位は英国262社(2017年から120社が開業)ですが、「他の国がランクアップすることで、将来のランキングはまったく異なるものになるかもしれません」とSageは報告しています。

イスラエルでは、過去半年間に約76社のクラウドコンピューティング・スタートアップが開設されました。これは人口100万人あたり8.4社のスタートアップに相当し、Sageが調査したどの国よりも大きな割合です。
人口がはるかに多い米国では、人口100万人あたり2.5社のスタートアップしか存在しません。

イスラエルの次に人口に対するクラウド新興企業の割合が高いのは、エストニア(100万人あたり7.5社)、ルクセンブルク(100万人あたり6.2社)、シンガポール(150万人あたり5社)です。

Sageのレポートでは、Costco、Slack、BMW、ASOSなどの大手ブランドをサポートするイスラエルのクラウドセキュリティプロバイダー、Wiz社が取り上げられています。

Sageは、2017年以降、イスラエルベースのクラウド・スタートアップに20億ドル以上が投資されていると指摘しています。イスラエルは、クラウド事業者の総稼働数が世界で7番目に多い場所です。

当団体について

日本とイスラエルを結ぶインキュベーション支援事業をワンストップにて提供しております。
スタートアップやベンチャー企業、また、当研究所からしかご紹介することが出来ないビッグプロジェクトのマッチング、紹介、参画募集や代理店募集など、すべて直付の紹介を行っております。

当団体からご紹介できるセキュリティサービス一覧はこちらから

facebook ツイート Linkedin ページをブックマークして共有する LINEで送る

コメントは受け付けていません。

single-column.php